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VDI lab. produced by 日商エレクトロニクス

導入事例

  • SIer
  • VDI トラブルシューティングサービス

大規模DaaS基盤の安定運用を支える VDIモニタリングソリューション

西日本エリアの情報通信インフラの構築・運用のノウハウを生かし、
ICT ソリューションを外販する株式会社NTTネオメイト(以下、NTTネオメイト)は、
NTT西日本グループ向けに約3.5万ユーザーという大規模なDaaS基盤を構築した。
仮想デスクトップ(VDI)環境のモニタリングツールとして採用されたのは、
Liquidware Labs StratusphereTM UX (以下、Stratusphere UX)。
大規模DaaS基盤を運用する上では必須といえるVDI環境構築の秘訣とツール選択のポイントについて伺った。

  • ITビジネス本部 仮想化技術センタ 主査 早川 昌宏 氏(左)
  • ITビジネス本部 仮想化技術センタ 中井 匡斉 氏(右)
  • ITビジネス本部 仮想化技術センタ 谷口 広樹 氏(中)

事業概要

NTTネオメイトの事業についてお聞かせください。

当社はNTT西日本グループが保有する情報流 通基幹ネットワークの構築・運用保守を担っています。 NTT西日本グループ各社が従来個別に構築・運用していたメールシステムなどの業務用システムを、サーバー仮想化技術を用いて集約し、 現在では社内OA網としてNTT西日本グループ全体にサービスを提供しています。これらグループ向け事業で得られたノウハウを基に、 情報基盤インフラの構築・運用、仮想サーバーや仮想デスクトップサービス、クラウド型コールセンターや電子入札システム、 クラウド型モバイルデバイス管理サービスなど、企業のビジネススタイルを変えるさまざまなBtoB、BtoBtoX向けICTソリューションの外販も積極的に行っています。

仮想デスクトップサービスについて

今、注力されているビジネスを教えてください。

情報セキュリティ対策やワークスタイル改革で注目されるVDIサービスをクラウド型で提供するビジネスに注力しています。 NTT西日本グループ内のサーバーをデータセンターに集約した後、情報セキュリティ強化のために、2013年から順次VDI環境の展開を開始しました。 現在ではNTT西日本グループで広くVDI環境が導入されています。このVDI環境を提供するDaaS基盤は3.5万ユーザーを収容する国内でも有数の規模で、 このような大規模DaaS基盤の構築・運用ノウハウとフレームワークを基にして、外販向けにサービス化したものが「AQStage仮想デスクトップ」サービスです。

VDI環境運用の課題

VDI環境の運用上起こる課題は何でしょうか?

最大の課題は、仮想デスクトップのレスポンス悪化です。 突発的なアプリケーションの動作集中によるリソースの大量消費で引き起こされることがあり、 ユーザーの作業効率を著しく下げるため、迅速に原因究明とその対策を講じる必要があります。 VDIはハードウエアを複数の仮想マシンで共用して使うため、一部の不適切なアプリケーションの動作によるリソースの圧迫が システム全体のレスポンスを低下させる可能性があります。当社のVDI環境でも運用開始後、原因不明のレスポンス悪化がたびたび発生しました。 従来の原因究明手順では、レスポンスが悪化しているVDIのユーザーアカウントを借用し、VDI環境にログイン後、 タスクマネージャーで原因となるプロセスの分析を行っていました。しかし、この手順では調査開始までにユーザー調整なでで数時間を要することがあり、 調査開始前にレスポンスが元に戻っていることも多く、再発を待ってから再調査が必要となるなど、原因究明までに数日間かかっていました。 そこで迅速に原因調査が可能となるソリューションを探していたところ、日商エレクトロニクスが提供している、 VDI環境にインストールすることでリソース利用状態のモニタリングができるというStratusphere UXを知り、テスト導入するに至りました。

Stratusphere UXの採用理由と導入効果

採用した理由をお聞かせください。

Stratusphere UXをテスト導入して一番優れていると感じたのは、ストレージのリソース消費 (IOPS)がアプリケーション単位で把握でき、 ログに記録可能なことでした。これまでのパフォーマンス測定ツールでは、サーバーやストレージ側の負荷状況把握は可能でしたが、 仮想マシン内部のリソース利用状況までは把握できなかったため、VDIのレスポンス悪化の原因特定には、多くの時間を費やしていました。 テスト導入したStratusphere UXでは、VDI上で動作しているアプリケーション単位で、どのリソースをいつどの程度使用していたかを、 見やすいユーザーインターフェースにより、一目で確認することができ、数ステップで問題となっているアプリケーションが特定できたため導入を決定しました。

どのような導入効果がありましたか?

パフォーマンス低下が発生後、原因究明前に自然回復した場合、現象の再現待ちなどで究明までに数日間かかることがありました。 しかし、VDIのパフォーマンスが細かい項目ごとに時系列で可視化されたことにより、原因究明が10分程度で実施でき、大幅な時間短縮を実現しました。 またハードウエアを主な監視対象とする既存の監視システムでは、個々のVDIの状況を検知することができないため、 レスポンスの悪化がユーザーからの問い合わせによって初めて発覚することがありました。 Stratusphere UX導入によって個々のVDIの状況を把握できるようになり、迅速で能動的な対処が可能となりました。 また従来VDIの正常性の確認にはいくつかのステップが必要でしたが、Stratusphere UXでリソース状況の健全性を一目で確認できるようになったことも、 効率的なシステム運用に寄与しています。

今後の展開

Stratusphere UXを今後どう活用されますか?

2014年10月から実施した社内テストでの成果を踏まえて、2015年1月からグループ内DaaS基盤への展開を始めました。 Stratusphere UXを導入したことで各VDI環境の状況が可視化されたため、運用チームが効率的に対応できるようになりました。 外販サービスの「AQStage 仮想デスクトップ」にも、運用サービスの一環としてStratusphere UXを組み込んだ形でお客さまに提供する予定です。 VDI環境において、アプリケーション単位でリソースの利用状況(CPU使用率、メモリー使用量、IOPS、ネットワーク状況など)を可視化することで、 付加価値の高いサービスになると考えています。さらにサイジングの最適化に関しても、社内で得たノウハウを生かしつつ、 VDI導入前の既存PC環境のアセスメントができるLiquidware Labs StratusphereTM FITの導入も視野にいれて、 「AQStage 仮想デスクトップ」をより競争力の高いサービスに育てていきます。

日商エレクトロニクスへの期待

日商エレクトロニクスに期待することをお聞かせください。

Stratusphere UXは豊富な機能があり、多くの情報をレポート出力することが可能ですが、 豊富がゆえに使いこなせていない部分がまだまだあります。そのため、社内SE向けの勉強会の開催やノウハウの提供を継続的にしていただき、 より安定したVDI環境の運用に対する支援を期待しています。 「AQStage 仮想デスクトップ」の他にも、スマートデバイスの仮想化である「AQStage 仮想スマートデバイス by remotium」、 外出先からメールやスケジュールが確認できる「AQStage セキュアルック」、スマートデバイス統合管理ツールの「AQStage スマートデバイス管理 by AirWatch」 をすでにリリースしており、これらに続くモバイルによるワークスタイル変革をテーマにした新しいサービスの開発によるラインナップ拡充をしています。 このサービス展開でもパートナーシップを組んで協業することができればと考えています。※記載の担当部署は、2015年3月の組織名です。

◆記載されている会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。
◆記載の担当部署は、2015年7月1日の組織名です。

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